キャリアとは

キャリア創造塾では、たくさんの人のキャリアづくりを支援しております。この「キャリア」という言葉をキャリア創造塾では、

 

その人の強い想いが込められた、その人自身が本当目指したいと思える将来の姿のこと

 

と定義づけています。なぜ、このように定義づけるのでしょうか?

 

よく考えてもらいたいのですが、あなたの想いが込められていないキャリアは、形だけを取り繕ったハリボテのようなキャリアになっています。それは、ちょっとしたことですぐに心変わりをしてしまう薄く脆いキャリアなのです。

 

あなたは、心から納得していない、直ぐに心変わりをしてしまうようなキャリアに、本当に到達したいと思えますか?

 

気持ちがしっくりこない、もやもやとする、違和感を感じずにはいられない…、このような感情を持ったままでキャリアに到達したとして、あなたはその場所で思い切りパフォーマンスを発揮できますか?

 

 キャリア創造塾はその問いに「No」と答えます。キャリアとはその人自身が心から納得し、本気で目指したいと思えるものでなければならないと考えています。だからこそ、その人にとってキャリアはかけがえのない価値あるモノとなるのです。そして、その想いの強さこそがキャリアに到達するための大切な原動力にもなってくるのです。

キャリア発見の流れ

それでは、キャリアが何か分かったところで、そのキャリアをどのようにしてみつけ出していくのかを考えてみます。キャリア創造塾ではキャリア相談によって相談者(クライエント)に最適なキャリアをみつけ出すお手伝いをさせていただいておりますが、ここでは自分自身でキャリアをみつけ出す方法(セルフ・キャリア・コンサルティング)を簡単にご紹介します。

 

 先ほどの話で自分の強い想いをこめた、自分が目指したい将来の姿がキャリアであることが分かったとしましょう。しかし、そもそも目指すべきキャリアがみつけられないことはよくあると思います。その場合はどうすればよいのでしょうか?

 

 その答えの前に、自分のキャリアがみつけられない場合、一体どのようなことが起こるのでしょうか。答えは、それまでに働いた経験に基づいたキャリアが形づくられます。そのため、これまで働いてきた仕事や経験に満足している場合、今の仕事を目指すべきキャリアにして、そのまま仕事を続けられることをお勧めします。しかし、その仕事に不満や不安を感じている場合、その仕事はあなたにとって最適なキャリアではないかもしれません。その場合は以下に紹介する『キャリア発見の流れ』に従って考えるようにします。

 

《キャリア発見の流れ》

  1. 自分の想いを知る
  2. 身のまわりにある仕事・業務をもっと知る
  3. 自分の想いと仕事・業務を合わせ、キャリアの設計書をつくる

 

 この流れはキャリア・コンサルティングを行う上での基本的な流れ※を一人で行うセルフ・キャリア・コンサルティング用にキャリア創造塾がアレンジしたものです。この流れを1つずつ順を追って考えをていくことで、あなたが本当に目指したいと思えるキャリアに近づけるようになります。

 

※キャリア・コンサルティングを行う基本的な流れについては、厚生労働省のキャリア・コンサルティングに関するページにも記載されていますので、参考にしてみてください。

-以下、続きます-

出版物